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更新日:2018年5月3日
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「竹製30センチメートルの物差しを縦に半分にし、裏側を削り2本の竹尺を用意せよ!」これが私の高校建築科入学最初の宿題だった。
疑問を持ちつつ一生懸命竹尺を仕上げた。50年間手元に置き、その1本を大事に使い続けてきた。幅が1.3センチメートルなので、狭い穴や平面に押し当てて曲げて使えるなど便利な物である。
先日、県伝統工芸士の展示会に出向いた。86歳、この道72年、木の曲物(まげもの)造形家である。そこでなんと、作品とともに約70年使い込んだ長台鉋(ながだいかんな)が展示してあった。
大工さんの道具箱という話がある。見習いの時に造った道具箱を終生使い続け、苦労を忘れないという内容だ。
さて、県民の皆さんの長年の愛用品は何ですか?
「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。
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