重要なお知らせ
更新日:2021年4月27日
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天然遡上アユのある那珂川水系など県内全域でイワナ、ヤマメ、アユ、ウグイ等を主体とした河川漁業が営まれています。販売目的で漁獲された魚種では、アユの漁獲量が最も多く97%を占めています。湖沼漁業では、中禅寺湖などの自然湖と川俣湖、谷中湖などの人工湖があり、ヒメマスやサクラマス(ヤマメ)、コイ等の好漁場となっております(漁業・養殖業生産統計2019)。これらの河川湖沼には、20の漁業協同組合が設立され、保護増殖や漁場管理に当たっています。
2018年漁業センサスの調査結果では、年間約99千枚の遊漁承認証が発行されています。なかでも年間券と期間券の発行枚数はそれぞれ全国第3位に位置しており、栃木県の河川湖沼は全国屈指の漁場となっています。
ニジマス(284t、全国第5位)や、アユ(310t、全国第4位)、地域特産魚であるヤシオマスを中心とした池中養殖業が58の経営体により行われています(漁業・養殖業生産統計2019)。近年、魚病の蔓延、飼料の高騰による生産コストの上昇や、養殖魚の販売不振・魚価の低迷による売上高の減少など様々な課題が顕在化しており、これまで以上に実需者・消費者ニーズに即した魚づくりやコストダウンが急務となっています。また、河川湖沼への放流魚を供給するという重要な役割も担っています。
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