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更新日:2023年10月18日
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今シーズンのインフルエンザの流行に備え、令和5年10月13日付け感感発1013第2号厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部感染症対策課長通知「今シーズンのインフルエンザ総合対策の推進について」により、インフルエンザの総合的な対策が示されました。
今シーズンのインフルエンザ総合対策の推進について(厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部感染症対策課長通知)(PDF:69KB)
令和5年度 今冬のインフルエンザ総合対策について(PDF:205KB)
令和5年度 インフルエンザQ&A(PDF:353KB)
※Q&Aの一部を抜粋してお知らせします。他にも様々な質問がありますので、ぜひ予防に役立ててください。
◇インフルエンザと普通のかぜってどう違うの?
普通のかぜの多くは、のどの痛み、鼻水、くしゃみ、咳などが主な症状で、全身のだるさ、関節痛などの全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。
一方、インフルエンザは38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身のだるさなどが比較的すぐに現れ、併せてかぜの症状も見られます。お子様ではまれに急性脳症を、御高齢の方や免疫力の低下している方では二次性の肺炎を伴う等、重症になることがあります。
◇インフルエンザにかかったかも?どうしたらいい?
①人混みや繁華街への外出は控え、無理をして学校や職場へ行かないようにしましょう。
②周りの人にうつさないように、不織布製マスクをしたり、咳エチケットを守りましょう。
③鼻水、痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを押さえた時はすぐに手を洗いましょう。
④安静にしてしっかり休みましょう。特に睡眠を十分にとることが大切です。
⑤水分をたくさんとりましょう。お茶でもスープでも飲みたいものでOKです。
⑥高熱が続く、呼吸が苦しいなど具合が悪ければ、早めに医療機関を受診しましょう。
◇インフルエンザにかからないためにはどうすればいい?
①流行前にワクチン接種をしましょう。(発症した場合の重症化防止にも有効です)
②流水・石鹸による手洗い、アルコール製剤による手指消毒をしましょう。
③加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保ちましょう。
④日ごろから十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がけましょう。
⑤人混みや繁華街への外出を控えましょう。やむを得ず外出する場合、不織布製マスクを着用することも予防策の一つです。
⑥室内ではこまめに換気をしましょう。
◇インフルエンザのワクチンって1回でいいの?
①13歳以上は1回を原則としています(13歳以上は、1回で2回目と同じくらい十分な抗体価※が上がるという報告があるため)。ただし、医学的な理由により、医師の判断で2回接種する人もいます。
②13歳未満は2回です(1回目よりも2回目の方がより高く抗体価が上がるため)。年齢によって、ワクチン量が変わります。
※抗体価とは、抗原と反応できる抗体の量であり、ウイルス感染やワクチン接種により体内で産生された抗体の量を測定することで得られる値のことです。
県内のインフルエンザ発生状況は毎週こちら(サイト内「最新の患者情報」)に掲載しています。
感染症予防でご活用いただく等、参考にしてください。
参考:各保健所・健康福祉センター担当区域
宇都宮市保健所(宇都宮地区) :宇都宮市
県西健康福祉センター(県西地区):鹿沼市、日光市
県東健康福祉センター(県東地区):真岡市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町
県南健康福祉センター(県南地区):小山市、上三川町、下野市、野木町、栃木市、壬生町
県北健康福祉センター(県北地区):大田原市、那須町、那須塩原市、矢板市、塩谷町、さくら市、高根沢町、那須烏山市、那珂川町
安足健康福祉センター(安足地区):足利市、佐野市
お問い合わせ
保健環境センター 企画情報部
〒329-1196 宇都宮市下岡本町2145-13
電話番号:028-673-9070
ファックス番号:028-673-9071