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更新日:2023年12月11日

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令和5(2023)年度 治療と仕事の両立支援セミナー(令和6年1月19日開催)

内容

【日時】令和6年(2024)年1月19日(金曜日)14時00分から16時30分

【場所】栃木県庁東館4階講堂及びオンライン(Zoom)

【講演】

         演題「できることから始めよう 治療と仕事の両立支援」

         講師:(独)労働者健康安全機構 栃木産業保健総合支援センター

                              産業保健専門職(保健師) 高橋 由紀子 氏

  

   治療と仕事の両立支援とは、病気を抱えながらも、働く意欲・能力のある労働者が、仕事を理由として治療機会を逃すことなく、また、治療の必要性を理由として職業生活の継続を妨げられることなく、適切な治療を受けながら、生き生きと働き続けられる社会を目指す取り組みである。本人による取組はもちろん、労働者や治療の状況に応じた就業上の措置や配慮など事業場による対応や上司・同僚の協力も必要となるため、事業場内外の関係者が連携して対応することが重要である。

   治療と仕事の両立支援は、「健康経営優良法人認定基準」の1項目や「とちぎ健康経営事業所認定基準」の1項目となっており、「健康経営の実践に向けた基礎的な土台づくりとワークエンゲージメント」として位置づけられている。

   両立支援は、本人の申し出があって初めて支援が可能となる。そのため、事業者には「労働者への周知」や「両立支援に関する意識啓発」、「相談窓口の明確化等」が求められる。また、休暇制度や勤務制度の整備も検討・導入していく必要がある。

   両立支援を進めるポイントとして、

    1.本人の申し出がしやすいように就業規則の確認をする。

    2.従業員が就業規則を見られるような状態にしておく。

    3.両立支援を宣言する。

    4.従業員に周知する。

    5.申し出があった場合の相談窓口を作る。

    6.事業所によって差がないようにする。

    7.相談者によって差がないようにする。

   以上の7点がある。

   産業保健総合支援センターでは、相談対応や事業場への個別訪問支援、患者(労働者)と事業場との個別調整支援、団体等の啓発セミナーをすべて無料で実施している。


お問い合わせ

健康増進課 がん・生活習慣病担当

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館5階

電話番号:028-623-3096

ファックス番号:028-623-3920

Email:kenko-zoshin@pref.tochigi.lg.jp

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