重要なお知らせ
更新日:2016年2月1日
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ハタケシメジ(学名:Lyophyllum decastes) は、「香りマツタケ味シメジ」といわれ、味ではきのこの王様「マツタケ」に勝る「ホンシメジ」と近縁種で、きのこらしい姿が特徴の人気の高い食用きのこです。そのため、全国の研究機関では人工栽培技術開発に取り組み、最近になってスーパーなどにも人工栽培物が出回り始めました。
全国の生産量は平成16年が1,182t、17年度が905tとなっていますが、しいたけ(65,186t)やブナシメジ(99,787t)、エリンギ(34,342t)と比較すると、まだまだ一般的になっていない現状にあります。
栃木県では、県林業センターにおいて、平成11年度から栽培技術の開発と品種の育成に取り組み、2系統の優れた人工栽培用品種(とちぎLD500号、とちぎLD1100号)の種苗登録を行いました。
平成18年秋から、現場への普及を開始したところであり、 新規栽培きのこ「ハタケシメジ」の生産技術を早急に普及・定着させるとともに、広く皆様方にご紹介するため、愛称の募集をしたところ、県内外から3078件にのぼる応募があり、「とちぎのこ」に決定ました。
県が開発した新品種「とちぎLD1100号」
平成18年秋 露地栽培の様子
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