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ホーム > くらし・環境 > 自然・動植物 > 外来生物対策 > 本県において優先的に対策を行う必要がある外来種について > 対策検討種「コイ」について
更新日:2021年12月6日
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コイは日本の在来種ですが、古くから各地でコイの放流が行われたほか、明治以降には海外産のコイも各地に放流されました。
元々コイが生息していなかった水域にとっては、人為的に放流されるコイは「外来種」であり、生態系に大きな影響を及ぼします。
[国] なし
[県] 対策検討種(県対策方針)
分類:コイ目 コイ科
自然分布地域:ユーラシア大陸広域、日本
生息環境等:大きな河川、湖、池沼
県内の分布:放流により、古くから県内全域に定着
在来の水生生物全般への摂食による影響のほか、池底の泥などの堆積物をつつき撹拌することによる水質の悪化や富栄養化などをもたらします。
県内では、これまで生息していなかった池沼に本種が新たに放流されたことにより、トウキョウサンショウウオが駆逐された事例が報告されています。
本県では現在、コイヘルペスウイルス病のまん延を防止するため、栃木県内水面漁場管理委員会指示により、コイの放流は禁止されています。
コイの放流は、絶滅のおそれのある生き物たちに極めて大きな影響を与える可能性もあるので、厳につつしみましょう。
お問い合わせ
自然環境課 野生生物・鳥獣対策班(生物多様性保全チーム)
〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館12階
電話番号:028-623-3207
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