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ホーム > くらし・環境 > 自然・動植物 > 外来生物対策 > 本県において優先的に対策を行う必要がある外来種について > 特定外来生物「アレチウリ」について
更新日:2021年12月6日
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アメリカやカナダからの輸入大豆に種子が混入し、拡大したとみられる外来の植物です。
外来生物法に基づく『特定外来生物』に指定されており、栽培、保管、運搬、野外に放つこと、譲渡することなどが禁止されています。
(写真:環境省)
[国] 特定外来生物(外来生物法)、緊急対策外来種(生態系被害防止外来種リスト)
[県] 対策検討種(県対策方針)
分類:ウリ目 ウリ科
自然分布地域:北米
生息環境等:林縁、荒地、河川敷、路傍、原野、畑地、など。日当たりのよい場所を好む
県内の分布:県内全域
全国的には、河原等で繁茂し河原の固有種との競合や駆逐などの影響をもたらすことが多いですが、県内では主に休耕田や林縁に繁茂しており、まだ河原では広がっていません。
レッドデータブックとちぎ2018では、オビヒメコメツキモドキが生存の脅威として本種を明示しています。しかし、本種は全体を覆い尽くすように繁茂しますので、実際にはもっと多くの在来種が影響を受ける可能性が高いと考えられます。
アレチウリは全国各地で駆除が行われており、例えば長野県では、毎年6月の1ヶ月間を「アレチウリ駆除強化月間」とするなど、県を挙げてアレチウリ駆除に取り組んでいます。
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