重要なお知らせ
更新日:2000年11月30日
ここから本文です。
JR東日本宇都宮駅・雀宮駅・鶴田駅
東武鉄道東武宇都宮駅・西川田駅
栃木県環境森林部自然環境課 電話 028-623-3211
栃木県県東環境森林事務所 電話 0285-81-9001
※申請等手続きについては、行為予定地エリアをご確認の上、所在する各市担当課にお問い合わせください。
(平成22年4月1日から市町に権限が移譲されています。)
宇都宮市都市整備部景観みどり課 電話 028-632-2568
この公園は、暖帯と温帯の境になっているので植物の種類が豊富です。
特に、多気山持宝院社叢(境内の森)では、ウラジロガシ、アラカシ、ツクバネガシ、ヤマツバキ、ヒサカキなどの常緑樹が茂り、暖帯林の北限となっています。
また、4月中旬頃にはスミレの仲間が多く咲き、コナラなどの林の下にはニリンソウやカタクリなどが群生する所もあります。
多気山では植物の種類が豊富なので、多くの昆虫や野鳥がいます。
特にキアゲハ、ルリタテハ、オニヤンマなどの昆虫がよく見られます。
また、県内では珍しい暖地産の昆虫もいます。4月から10月にはムラサキシジミ、秋にはウラギンシジミが見られます。
低くなだらかな山なので、子供連れの山歩きに最適です。
大谷寺の裏山は、御止山と呼ばれていて、特にスミレが多く、エイザンスミレ、ヒトツバエゾスミレ、サクラスミレ、スミレ、ニオイタチツボスミレ、アカネスミレ、フモトスミレなどが見られます。
また、4月初め頃からトウゴクミツバツツジが岩の上に赤紫の花をつけ、それが終わるとコバノトネリコの白いフワーッとした花が匂ってきます。
頂上からは、近くに宇都宮の山々と木々の緑、遠くに日光連山が望め、山に登る途中でもいろいろな動植物が見られます。
大谷寺は、坂東三十三観音霊場第十九番札所で、平安時代初期の弘仁元年(810年)、弘法大師(空海)によって開かれたと伝えられています。
大谷石が大きくえぐられた所にすっぽり入っている本堂には、大谷寺の本尊で弘法大師の作と伝わる日本最古の「千手観世音菩薩(大谷観音)」のほか、九体の磨崖仏が彫られており、「大谷磨崖仏」として、国の特別史跡と重要文化財の二重指定を受けています。
またここから、土器、石器、獣骨、貝殻や約7000年前の人骨などが出土しました。
太古の生活がしのばれるこれらの出土品は、境内の宝物館で見られます。
大谷石の歴史などに関する様々な資料が展示されており、地下採掘場跡も見学できます。
大谷石は軟らかい石材で、採掘、加工が容易なこと、石肌が素朴な美しさを持つことから、建築用石材、装飾用材、美術品などに広く利用されており、大正9年(1920年)には、帝国ホテルの建築用石材として使われました。
古賀志山
宇都宮市の北西部、今市市との境界付近にある岩山で、山頂近くの「眺望が岩」をはじめ、山頂からの眺望は良好です。
また、100メートル近い高さの岩壁があり、宇都宮市近郊でロッククライミングが楽しめる唯一の場所となっています。
「森と湖と奇岩の景勝地」をテーマに建設された、古賀志山を含む約500haの公園で、昭和54年に完成しました。
赤川ダムを中心に、休憩所や食堂、少年自然の家、キャンプ場、バーベキュー場、魚釣り場などの施設が配置され、ダムを一周する車道や遊歩道、古賀志山登山道、トリムコース、サイクリングコースが整備されています。
サイクリングコースは、全長14.5キロメートルで、平成2年9月に開催された世界選手権自転車競技大会の時のコースが含まれています。
公園内にはサイクリングターミナルがあり、自転車が借りられ、宿泊などもできます。
周囲数100mの小さな人造湖です。
ここの茶店の先の小川の上流は、花や鳥、昆虫が多いところで、春になると、ミヤマセセリ、コツバメなどのチョウが飛び、街中で見られない花がいっぱい咲きます。
ヒメスギカミキリやハンミョウなどの甲虫もたくさんいます。
鳥では、ホオジロ、カケス、ヒヨドリ、ムクドリ、シジュウカラなどの声がよく聞こえます。
弘仁13年(822年)、尊鎮法師が創建した真言宗の寺で、宇都宮氏代々の祈願所として栄えました。
山門から続く長い参道を登り詰めると、本堂、絵馬堂、神楽殿などの建物が並んでいます。
本堂には、金色の光輪と真赤な火炎を背負った不動明王が安置されています。
お問い合わせ
自然環境課
〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館12階
電話番号:028-623-3211
ファックス番号:028-623-3259