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更新日:2000年11月30日
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栃木県環境森林部自然環境課 電話 028-623-3211
栃木県県南環境森林事務所 電話 0283-23-1441
※申請手続きについては、行為予定地エリアをご確認の上、所在する各市担当課にお問い合わせください。
(平成22年4月1日から市町に権限が移譲されています。)
栃木市建設部公園緑地課 電話 0282-21-2413
太平山神社や大中寺の周辺は、暖地性と寒地性植物の境界になっていて、比較的樹齢の高いスギ、ヒノキ、アカマツなどの森林がよく保存されているほか、県内では珍しいホソバタブや、アラカシ、シラカシ、ウラジロガシ、シイ、シロダモなどの照葉樹が見られます。
毎年、ソメイヨシノの見頃の10日間ほど、「桜まつり」が催されます。この時期の太平山遊覧道路は、4,000本の華やかな桜のトンネルになります。また、全山でヤマザクラが咲きますが、特に、桜峠では稜線のハイキングコースに彩りを添えています。
太平山神社の表参道(あじさい坂)に面した山腹と謙信平には、ツツジの群落があります。特に、謙信平は、満開の時期には赤く覆われ、遠く見晴らす関東平野をより美しく見せます。近くの錦着山も、ツツジで覆われた山が、まるで錦を着たように見えるところから名がついたと言われるとおり、美しく装います。
太平山神社の表参道(あじさい坂)には、両側いっぱいにアジサイが植えられています。雨で濡れた石段と隙間なく色をまき散らすアジサイを一目見ようと、多くの人で賑わいます。アジサイは、土壌が酸性のときは青色に、アルカリ性のときは桃色に、花の色が変化します。
秋になると、全山が落葉樹の紅葉と常緑樹の緑色で彩られ、互いに引き立てあうように美しさを醸し出します。紅葉といっても、いろいろな色があります。どの木が何色になるのか、観察してみましょう。
鳥は、ウグイス、ホトトギス、ホオジロ、オナガ、シジュウカラ、モズ、サンコウチョウ、サンショウクイ、カケス、ツグミ、シロハラ、ジョウビタキ、カシラダカ、アトリ、ルリビタキなどが数多くいます。また、アカマツ林が多いので、サシバも飛んでいます。
唐沢山の大慈寺にゆかりのある円仁慈覚大師が、天長4年(827年)に創建した古い神社です。例祭は11月10日、2月27日、7月31日で、この夜、神社にこもってお詣りをした男女は、必ず結ばれると伝えられています。
享保8年(1723年)に建てられました。随神門とは、随神姿の二神の像を安置した神社外郭の門で、仏寺の仁王門の仁王像にならって構えたものといわれます。太平山の随神門は、前に二神像、後ろに仁王像が配されており、明治元年(1868年)の神仏分離令を逃れた大変貴重なものです。
あじさい坂と裏坂道との分岐点にあります。天長4年(827年)、慈覚大師が太平山神社創建の際、山城国国宝寺にあった虚空尊を移したもので、聖徳太子作といわれます。
ここは、永禄年間(1558から1569)に上杉謙信が数千の兵を率い、大中寺の叔父を訪ねて来たときに、兵馬の訓練を行ったところです。ここからは、関東平野を一望でき、その眺望は「陸の松島」と賞賛されています。空気の澄んだ冬の朝なら、秩父や丹沢、遠く富士山まで望めます。また、ここには、栃木市出身の文学者である山本有三文学碑と、県立太平少年自然の家があります。
太平山南麓にある閑静な禅寺です。山門に続く参道では、老杉の巨木が禅寺らしい厳しさを醸しだし、初夏にはアジサイが咲き乱れます。この寺は、はじめは真言宗の寺として開創されましたが、延徳元年(1489年)、快庵妙慶禅師が曹洞宗の寺として再興しました。曹洞宗に改宗したこの寺の縁起(由来の伝説、七不思議の伝説)は、上田秋成の「雨月物語」の青頭巾の話として有名です。江戸時代になると、関三刹(曹洞宗寺院を管理する3つの寺院)の1つとなり栄えました。また、参道入口付近には、例幣使街道跡が東西に走っています。
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