重要なお知らせ
更新日:2000年11月30日
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栃木県の最北端に位置するこの地域は、那須町と那須塩原市にまたがる地域となります。
北部地域には、那須連山の主峰であり今でも噴煙を上げている茶臼岳、朝日岳、三本槍岳等が連なっています。那須連山は、日帰り登山だけでなく宿泊登山も可能であるため、多くの登山者が訪れています。
また、茶臼岳の南面には那須高原が広がっており、九尾の伝説で有名な殺生石、ツツジで有名な八幡地区等において、自然公園利用のための施設が整備されています。
西部地域には、四季折々の高山植物を観賞できる沼原湿原、新緑や紅葉が美しい深山湖があります。
標高1915mの活火山ですが、ロープウェイを利用すれば山頂直下まで上がることができるため、家族連れをはじめ多くの観光客、登山客が訪れています。
特に、紅葉の時期は、多くの観光客が訪れます。
九尾の狐伝説で有名な場所で、県指定の史跡になっています。
殺生石園地から那須高原展望台を経由する周回歩道が整備されており、約1時間30分で一周することができます。
長さ130m、幅1.5mの吊橋で、川からの高さは38mあります。
殺生石園地と八幡温泉を結ぶ沢越えの吊橋で、新たな自然ふれあい空間として整備された吊橋です。
那珂川源流付近に造られた揚水式発電の下池でダムがある湖です。
新緑の時期や紅葉の時期は、ダム周辺の渓谷美が素晴らしいことで有名です。
那須地域には、大型獣のツキノワグマ、ニホンジカ、ニホンザルなどのほ乳類が生息しています。
山が新しいため森林の発達が悪く、全体的には鳥や昆虫の種類は少ない方ですが、三斗小屋付近には、野鳥や昆虫が数多く生息しています。
沼原湿原では、トンボ類が数多く生息しています。
那須高原では、四季折々の植物が見られます。
5月から6月頃に咲くツツジ、ゴヨウツツジ、みねざくら、7月頃に那須街道沿いに咲くアジサイ、沼原湿原のニッコウキスゲなどが有名です。
南側はツツジの大群生地であり、"県の景勝100選"にも選定されています。その大群生地を散策する周回歩道である那須八幡自然研究路が整備されています。
北側には、那須自然研究路が整備されていて、研究路沿いには"県の天然記念物"に指定されている「みねざくら」があります。
標高約1200mにある湿原であり、湿原を一周する遊歩道(木道)が整備されていて、四季折々の高山植物を観賞することが出来ます。
初夏には、ニッコウキスゲが湿原一面に咲き乱れます。
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自然環境課
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