知事コラム「吹き竹」第181回

県民だより vol.401(2024年3月号）掲載

～福島応援物産フェア～

能登半島地震発生から2か月が経過した。改めて、被災地の皆様にお悔やみ並びにお見舞いを申し上げます。

本県の対口支援先は石川県穴水町であり、県内25市町や関係機関と一体となり、日常生活を取り戻すために引き続き積極的に支援を行って参りたい。

一方、東京電力福島第一原発で発生した処理水の海洋放出が8月24日に始まると、日本産の水産物の輸入停止に踏み切る国が出現した。それを受け、全国の自治体で様々な支援の取組が始まった。

栃木県庁では、職員会館「ニューみくら」や生協食堂でのメニューに、ヒラメ等の「常磐もの」を加えた。

また、県内のJA直売所8か所で、特設コーナーの設置などに協力いただいているほか、県内の道の駅でも、これまでに「やいた」「日光」「うつのみやろまんちっく村」「もてぎ」「那須与一の郷」「はが」が、福島県の水産物(加工品含む)、農産物、工芸品等の販売を行い、食の安全性や福島ならではの魅力をアピールしてくれた。今後も、「東山道伊王野」等でフェアの開催を予定している。

能登も福島も、県民の皆様の協力を願いたい。