知事コラム「吹き竹」第174回

県民だより  vol.393(2023年7月号）掲載

 

～華燭(かしょく)の典～

  「お父さん、お母さん、私を生んでくれてありがとう…」

  「○○さん、ぼくと結婚してくれてありがとう…」

  久しぶりに結婚披露宴に出席した(最近は招かれることが極めて少なくなった)。

  披露宴の華、御開(おひらき)前のメインイベントでの新婦から両親への感謝のことば。新郎から新婦への深い愛情の表現が示された。会場には鼻をすする者が多数となった。

  6月に結婚する花嫁に幸運があるという、ジューンブライドであった。

  今月は七夕もある。牽牛と織女は年に一度きりの出会いだが、結婚を望まれている方々には、素敵な出逢いがあり、生涯をともにする相手にめぐりあってもらいたい。

  披露宴だからこそ言える「とってをきの大切なことば」を両親はじめたくさんの友人等に聞かせてやってほしい。

   知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 

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