知事コラム「吹き竹」第173回

県民だより  vol.392(2023年6月号）掲載

 

～節目の年（県誕生150年とG7広島サミットにおける関係閣僚会合開催）～

  本年は、栃木県誕生150年の節目の年（明治6年6月15日に栃木県と宇都宮県が合併）である。

  明治4年7月14日の廃藩置県の際には、県内に存在した各藩の領域がそのまま県とされたことにより、日光県をはじめとする本県内に正庁を置く10県と他県に正庁を持つ20県（飛び地）の計30県が乱立する状態にあった。

  現在の栃木市に県庁が置かれた後、明治17年1月21日に宇都宮市に移転となって今日を迎えている。

  5回目となるG7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合は、6月24日、25日の両日日光市で開催される。日本では初開催、本県としても政府等主催の国際会議の開催は初となる。

  県誕生150年やサミットにおける大臣会合開催を契機として、国内外への効果的な情報発信に努め、ふるさととちぎへの愛着の醸成やブランド力の向上につなげたい。

   知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 

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