知事コラム「吹き竹」第18回

第18回   県民だよりvol.198（2008年2月号）掲載

 

   年末年始には大きな事件事故もなく、平成20年も無事スタートすることができた。地域の防犯パトロール隊の活動、消防団員による夜警、地域防犯協会と警察職員による「年末年始の特別警戒」など、活動に携われた多くの方々には、連日寒い中本当にありがとうございました。

   ところで、火災予防運動中のサイレンや夜警中の消防自動車の鐘の音などを、「うるさい」と言って苦情を言う人が増えつつあるとのことであり、残念に思う。

   地域の安全や安心は、多くの人々の昼夜を分かたぬ努力の上に成り立っている。県民の皆さんには一人でも多くの地域の防犯や火災予防活動に参加を願いたい。もちろん消防団への入団も大歓迎である。

   県政世論調査での県政への要望も、地域の安全・安心の確保につながる「防犯対策」が3年連続3位。県民の皆さんの切実な願いとなっている。

   防犯活動に携わる皆さんへの「ご苦労様です」「ありがとうございます」の暖かいひと声。誰もが取り組める「安全・安心声かけ運動」に、皆さんもぜひ参加をお願いします。

 

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知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。 

  

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