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更新日:2007年5月6日
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ある森林組合関係者の住む集落は13戸。60%以上が65歳以上の世帯だそうだ。「赤ちゃんコンニャクはイノシシに、ソバの若芽ややっと実ったものはシカに食べられてしまう。地域の小学校の運動会は、児童減少のため、老人クラブ、消防団も参加し、各種競技はもちろん、消防の操法訓練もプログラムに登場するものの、午後の部まで開催するのが大変難しくなってきている。本当に少子高齢化や人口減少は、中山間地域の集落維持にも影響しだした。しかし、人が住んではじめて、『水』『空気』『森林』を守ることができる。」とキッパリ。そして、「そんな中、3人の都会の若者が、『山の手入れの仕事に携わりたい』と言って、働いてくれているんです。」と目を細められた。我々も、二地域居住や田舎暮らしの支援を急がねばならない。
「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。
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