第10回那須地域良食味米コンクールの最優秀賞者が決まりました!
那須地域の美味しいお米のPRやブランド力向上を目的に、「第10回那須地域良食味米コンクール」を開催しました。
○出品数
・コシヒカリ部門 43点
・なすひかり部門 8点
・その他良食味米品種部門 7点
○審査
(1)一次審査:食味計・穀粒判別器による分析、農産物検査員による外観品質の確認
→各部門上位2点ずつ、計6点が二次審査へ進出
県内屈指の実力を持つ農産物検査員さんによる一次審査
(2)二次審査:11組による食味審査を行い、各部門の最優秀賞を選出
今回は、一般消費者の方々(5組)、とちぎフレッシュメイト(一般財団法人とちぎ農産物マーケティング協会)さんに加え、将来の良食味米生産を担う若手農業者の皆さん(5名)にも御協力をいただきました。
いつもの笑顔では無く厳しい表情で審査に挑む、 とちぎフレッシュメイトさん
今後の那須地域をリードする彼ら若手農業者のまなざしは鋭い
○最優秀賞(敬称略)
(1)コシヒカリ部門: 平山 岳夫(産地:那須塩原市下田野)
・噛めば噛むほど甘みを感じ、最後まで美味しかった(20代女性)
・みずみずしい外観、甘い香り、口に入れると一粒ずつほどけていく(30代女性)
(2)なすひかり部門: アーデルファーム株式会社(産地:那須塩原市下大貫)
・食べてすぐ、香りを強く感じた。美味しい(20代女性)
・香りが強く、さっぱりしていて食べやすい(30代男性)
(3)その他良食味米品種部門: アーデルファーム株式会社(品種:ゆうだい21、産地:那須塩原市下大貫)
・あっさりとした食感。おにぎりやチャーハンにも合いそう(50代男性)
受賞者全員で記念撮影。中央が平山氏、周りがアーデルファーム株式会社の皆さん
昨年も述べたが、受賞は先輩農家さんや地域の方々に支えられた結果だと思っている。今後も「皆に喜ばれる米づくり」を目指し、地域と連携して一生懸命取り組んでいきたい。
地域を守りたい気持ちで営農を始めたが、これからは「美味しかった」と言われる良食味米づくりを通じて、地域が発展できるよう貢献していきたい。
また、贈呈式後の意見交換では、受賞されたお二方とも「買う人の顔を想像しながらお米づくりをしている」、とのことでした。
出品いただいた農業者の皆様、審査員の方々や関係機関の皆様、御協力ありがとうございました。
美味しいお米の産地・那須から全国に向け、当事務所は今後も情報を発信して参ります。