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更新日:2020年10月15日

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令和2(2020)年10月13日(第10回知事定例記者会見)

この資料は、県政記者クラブとの会見内容を広報課でまとめたものです。

日時:令和2(2020)年10月13日(火曜日)午後15時00分から
場所:県庁大会議室1

(冒頭コメント)
1.令和元年度東日本台風に係る災害対応の進捗状況について

(話題事項)
1.ネーミングライツパートナーの募集について
2.令和2年国勢調査の回答促進について
3.首都圏に向けた観光プロモーション等について
4.県民一家族一旅行推進事業の延長について

(質疑事項)
1.Go To トラベル事業について
2.栃木県知事選挙について
3.宇都宮市長選挙について
4.「とちまる安心通知」について
5.県民一家族一旅行について(その1)
6.県民一家族一旅行について(その1)

(冒頭コメント)

1.令和元年度東日本台風に係る災害対応の進捗状況について

  令和元年東日本台風に係る災害対応の進捗状況について申し上げます。
  昨年の10月12日から13日にかけて、県内に甚大な被害をもたらしました令和元年東日本台風からちょうど1年を迎えたところであります。あらためて、この台風により亡くなられた方々の御冥福をお祈りしたいと思います。
  これまで、住民の生活再建を最優先に、関係市町と連携しまして、全庁を挙げて取り組んでまいりましたが、約170世帯の方々が応急仮設住宅や公営住宅に仮住まいするなど、いまだ元の生活に戻れないでおられます。
  引き続き、被災者をはじめ県民の皆さんが一日も早く元の生活に戻り、安心して暮らすことができるよう取り組んでまいります。
  河川・農地等の復旧や災害廃棄物の処理等を行ってまいりましたが、一部に若干の遅れがあったものの、おおむね順調に進められております。今後も河川の改良復旧事業、市町のハザードマップ作成への支援、また市町との連携体制の強化など、ハード・ソフト両面から防災・減災対策に全力で取り組んでまいります。
  昨年の台風の災害を踏まえ、県の体制についても年度当初に見直し強化を図ったところであります。新型コロナウイルス感染症への対策も含め、市町と連携し、災害対応に万全を期してまいります。 

 

(話題事項)

1.ネーミングライツパートナーの募集について  

  ネーミングライツパートナーの募集についてですが、総合運動公園東エリア運動施設及び武道館の2施設を対象として、ネーミングライツパートナーを明日14日から募集いたします。募集条件は、東エリア運動施設は価格を年額1,000万円以上、愛称を使用できる期間を3年以上15年以下、武道館は価格を300万円以上、期間を3年以上10年以下といたします。
  ネーミングライツを導入することで、県民は親しみやすい愛称を、パートナー企業は社会貢献や自社をPRする機会を、県は自主財源の確保を通して施設のサービスを向上させる機会を得られる。カンセキスタジアムとちぎに続きまして、今回募集する2施設につきましても、企業の皆様方の積極的な応募を期待したいと思います。 

2.令和2年国勢調査の回答促進について 

  国勢調査の回答の促進についてですが、5年に1度の国勢調査の年でありまして、10月1日を調査日として調査を実施しております。多くの県民に回答していただきましたが、インターネットと郵送での回答が、10月7日現在で約7割でございます。
  調査から得られる結果は、生活環境の整備や社会福祉など、県民の暮らしのさまざまな分野の施策立案等に役立てられるほか、地方交付税の算定基準ともなります。
  皆様の暮らしに影響する非常に重要な調査でありますので、まだ回答されていない方は、10月20日までに必ず回答していただきたいと思います。新型コロナウイルス感染防止のために、できる限りインターネット回答をお願いする次第であります。

 3.首都圏に向けた観光プロモーション等について  

  首都圏に向けた観光プロモーションについてですが、「とちぎに泊まろうキャンペーン」の一環として、今月17日(土曜日)から18日(日曜日)の2日間で、東京スカイツリータウンにおきまして観光イベントを開催いたします。
  新型コロナウイルス感染防止対策を講じながら、各市町、県内観光事業者、東武鉄道グループと連携し、秋冬の県内観光地の魅力のPRをいたします。
  また、現在実施中の特産品プレゼントにつきまして、応募の条件となる宿泊対象期間を来年1月20日まで、応募期間を来年1月31日まで延長することといたしました。約3カ月間延長することで、Go To トラベル事業の効果を最大限に生かし、本県への誘客を図ってまいります。 

4.県民一家族一旅行推進事業の延長について

  県民一家族一旅行推進事業の延長についてですが、Go To トラベル事業の開始に伴いまして、一部併用ができない旅行会社を中心に割引販売枠が残されておりますことから、県内旅行会社の回復支援のため、10月30日の宿泊までとしていた旅行会社における割引対象期間を、来年2月13日の宿泊まで延長することといたしました。
  大手宿泊予約サイト(じゃらん、楽天トラベル等)では再販売は行いません。
  割引販売枠がなくなり次第終了となりますので、県民の皆様には早めの活用をお願いいたします。

(質疑事項) 

 1.Go To トラベル事業について

記者:今の御説明の中にもありましたが、Go To トラベルに関する質問です。
  Go Toトラベルに東京発着の旅行が追加されて約2週間たっているのですが、それに伴って県内の観光関係者から期待する声が上がっていまして、利用客も増えていると伺っているのですが、一方で、年末までに祝日は2回しかありませんので、利用者が土日に集中することが考えられます。そうするとコロナの感染者を広げるおそれがという指摘もございます。これまでの東京の追加に関する所感と、観光地で感染を広げないためにどのように取り組んでいかれるのかをお聞かせください。

知事:Go To トラベル事業について申し上げます。
  10月から東京が対象となりまして、地域共通クーポンもスタートいたしましたことから、10月3日・4日の土日における県内観光地の人の動きの状況は、おおむね前年並みと聞いております。落ち込んだ本県観光地の経済の立て直しの後押しになるものと期待しております。
  感染防止に向けましては、受け入れ側の事業者と旅行者双方の感染防止対策の徹底が必要であります。事業者の皆さん方には、業種別のガイドラインのさらなる徹底と、感染防止対策取組宣言の実施、「とちまる安心通知」への参加をあらためてお願いします。
  旅行者の皆様におかれましては、体調管理に十分注意してもらいたい。旅行中も「3つの密」の回避など基本的な感染防止対策をお願いしたいと思います。体調が優れない場合は旅行を取りやめるなど、対応を徹底してほしいと思います。

2.栃木県知事選挙について

記者:知事選に関することです。
  告示まで2週間余りとなりまして、今のところ、知事を含めてお2人が立候補を表明されています。事務所開きの際に、知事は、これまでの実績への評価や後援会組織の高齢化など、これほど先の見えない選挙はないとおっしゃっていました。相手も多選への批判を軸に選挙戦を展開するものと見られているのですが、あらためて、今回の選挙を御自身はどのように位置づけ、どう戦いたいか伺いたいと思います。

知事:知事選挙についてですが、お話がありましたように、私にとっては厳しい条件の中での選挙となります。16年間の知事職を経て、コロナ禍もあって、「新たな日常」が求められる、あるいは「新たな日常」が恒常していくこれからの社会に的確に対応していくべく、今後、実現させる未来づくり事業など、積極的に有権者に訴えて、政策論争も活発化させた上で多くの有権者の心を捉えられるよう努めてまいりたいと思います。

3.宇都宮市長選挙について

記者:同日の宇都宮市長選挙が選挙戦になる見通しになったことについても、どのように感じていらっしゃるかお聞かせください。

知事:宇都宮市長選挙につきましても、選挙が確実になりまして、大いに宇都宮市の抱える課題や候補者の政策の違いなどを有権者の皆様方にはお聞き取りの上で、賢明な選択をしてもらいたいと思います。
  政策論争の場が設けられたということは、有権者にとっては歓迎すべきことだと思います。

4.「とちまる安心通知」について

記者:とちまる安心通知についてお伺いしたいと思います。
  昨日伺ったところ、とちまる安心通知の参加店舗が1,416件ということで、数としては余り多くないのかなという気がしています。私も市内の飲食店で飲食するときに確認しているのですが、余りQRコードも見かけないような気がしておりまして、今後、県内誘客イベントを行っていく中で、また、来月11月にはGo To Eatのプレミアム商品券が発売されますが、そうした中で、より多くの参加が必要なのかなと考えております。
  知事は、現在の参加状況についてどう考えていらっしゃるのか。それと、今後どのようにして増やしていこう、参加店舗に訴えていこうとお考えなのでしょうか。よろしくお願いします。

知事:御指摘がありましたように、QRコードの発行につきましては、12日現在で1,435件となっております。
  また、LINEの公式アカウント登録者、お友達登録をしてくれた方が3万8,979人、約3万9千人という状況になっておりますが、いずれもまだまだ周知が足りないと思っておりますし、特にQRコードにつきましては周知の徹底を図っていく必要があると思っております。
  各業界団体や商工団体、さらには取組宣言参加団体などの協力を得ながら、広報用のリーフレットを配布するとともに、さまざまな広報媒体やキャンペーンを活用して周知に力を入れてまいりたいと考えております。県民の皆様方には、一人でも多く、栃木県-新型コロナパーソナルサポートに登録し、QRコードを活用してもらえるよう、よろしくお願いしたいと思います。
  登録者の内訳としては、食事提供施設が857件で最も多くなっておりますが、2番手としては販売店などの商業施設が146件という状況になっております。
  いずれにしても、まだまだ発行が進んでいないと思っておりますので、業界団体、各方面に声をかけてお願いしまして周知に努めてまいりたいと思います。

5.県民一家族一旅行について(その1)

記者:発表事項の県民一家族一旅行ですが、延長分というのは何泊分ぐらい残っているのか。あとは、Go Toとの併用というところは、やはり事業所によっては今後できないということになるのか、お願いします。

知事:旅行会社の分は1万7千泊が10月末で残りそうだと。見込んでいるのは1万7千泊でございます。

記者:Go Toとの併用は事業者の判断になるということですか。

知事:そうですね、はい。

記者:ありがとうございます。

6.県民一家族一旅行について(その2)

記者:「とちぎに泊まろう」の特産品プレゼントを3カ月延長したことについて、なぜ延長したのかというところと、狙いの部分についてお聞かせいただければと思います。

知事:一家族もそうですしGo Toもそうですけれども、まだまだ。そもそも出遅れていますので。
  Go To Eatは11月4日からですか。地域共通クーポンが10月1日からだったですね。ですので、期間を延長して利用を拡大することで、なるべく予算を消化できるように。利便性を向上させる、そして経済の活性化に結びつけるという意味でございます。

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