知事コラム「吹き竹」第48回

第48回   県民だよりvol.236（2011年2月号）掲載

～タイガーマスク運動～

   ランドセル32個、現金および商品券約96万円、文房具や本など、多数の贈り物が児童相談所等に届けられた。件数にすると計28件に上る。（1月31日現在）

   1月11日以降、多くの方が児童養護施設等の子どもたちに関心を寄せられ、多数の貴重な金品を寄贈していただき、心から感謝申し上げる。善意の春風が県内各地で吹き起こっていることは大変素晴らしいことであり、その趣旨を生かして最大限子どもたちのために有効活用してまいりたい。

   なお、報道等で取り上げられてはいないが、以前から各地域において、地道な支援をされている方が数多くいらっしゃることを忘れてはならないと思う。この場をお借りしてそれらの方々にも感謝申し上げたい。

   タイガーマスクが寂しがらないよう、このブームが一過性のものに終わらず、不断の県民運動に発展していくことを願ってやまない。 

 

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知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。 

  

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