更新日:2021年2月1日
ここから本文です。
このような相談が急増していますが、これは「ワンクリック詐欺」、「ワンクリック不当請求」等と呼ばれるもので、いわば、インターネットの「ワナ」です。
原則として、「IPアドレス」、「ホスト名」、「プロバイダ名」などから、簡単に個人情報を引き出すことはできません。つまり、請求した側は、あなたの個人情報を把握したわけではないのです。
「ワナ」にかからないでください。
トラブルを恐れて安易に請求元に送金したり、電話連絡をしたりしないよう注意してください。
メールやホームページにおいて、クリックする前に利用料金や規約等について明確な説明がない、又は事実と異なる説明によってクリックを促し、リンク先において即座に「契約完了」や「料金請求」といった内容を表示させるなどして金銭を振り込ませようとする例が報告されています。
このような形で行われる請求は、契約自体が無効である不当な請求であることがほとんどです。恐怖心をあおるために、IPアドレス、メールアドレス、携帯電話の識別番号などを表示させるケースも見られますが、契約が成立しているかどうかには何ら関係ありません。
それでも不安なときは―
契約に当たって錯誤があったかどうか不安な場合には、料金を支払う前に、警察や消費生活センター等に相談してください。
これからも新しい手口の「わな」がネット上に仕掛けられることが予想されますが、何より大切なのは
という基本を守ってインターネットを利用することです。
お問い合わせ
生活安全部サイバー犯罪対策課
〒320-8510 宇都宮市塙田1-1-20 警察本部庁舎
電話番号:028-621-0110(代表)