重要なお知らせ
更新日:2023年6月7日
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農業総合学科作物専攻では、5月10日から22日にかけて田植えを行いました。今年も田植機の実演を各社に依頼し、最新のロボット田植機等に触れることができました。また、本校の先輩方が社員として実演に来てくださることも多く、卒業後の進路について考えるよい機会ともなりました。
2年作物専攻生5名が考えた卒業論文の設計に基づいて、各々が播種・育苗管理を行い、田植えシーズンを迎えることができました。田植えの事前準備などについても学生同士で話合い、作業を分担して行っています。その結果、作業に対する責任感が生まれ、やりがいにつながっているようです。
田植え実習を終えた学生の感想は、以下のとおりでした。
●水稲チームのリーダーで俯瞰的に物事を考えることができる、矢板高等学校農業経営科出身のTさん
「今回の田植え実習ではロボット田植機に乗車し、直進アシスト機能を活用した田植えを行うことができた。この経験を今後の実習に生かし、就農に向けて頑張っていきたい。」
●水稲チームのサブリーダーを担い、ムードメーカーである、那須拓陽高等学校農業経営科出身のOさん
「田植機に乗って操作をしたことはあったが、水田10アールの全てを操作するのは初めてだったので、大変でした。農大では、最新の農業技術に触れる機会が多く、充実した学校生活を送っています。」
●友人思いで、常にポジティブシンキング、商業関連学科出身のKさん
「高校生の頃から農業に興味関心はあったが、実際に農業機械を操作するのは初めてだったので、大変だったが楽しみながら田植えを行うことができました。農業機械会社に就職した農大の先輩方から、様々な話を聞くことができ、貴重な経験になりました。」
●何事にも真摯に取り組み課題解決能力の高い栃木農業高等学校出身のYさん
「実習を行う前は少し不安であったが、スマート農業の象徴である直進アシスト機能を駆使し、スムーズに田植えを行うことができました。農大の先輩から田植機の実演をしていただき、自分も先輩のような農業機械を熟知した技術者になりたいと思いました。」
●几帳面で農業機械操作抜群、宇都宮白楊高等学校農業経営科出身のYさん
「両親が農業を営んでおり毎年田植えは手伝っていたが、自分で操作してみて、まっすぐ移植していくことや植付け位置の調整が意外と難しかったです。改めて両親の技術力の高さを思い知る、よい機会となりました。」
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