【下都賀農振】土地改良区合併予備契約書調印式が開催されました

調印式

　令和７（2025）年３月５日（水）に、小山市美田北部土地改良区及び小山市美田中部土地改良区の両土地改良区による合併予備契約書調印式が行われました。式典では、小山市長及び下都賀農業振興事務所長を立会人とし、合併条件や手続きを事前に取り決めるための予備契約を締結しました。また、小山市土地改良推進協議会会長をはじめ、多くの来賓の方々にご出席いただきました。

　両土地改良区は、新設合併により『（仮）小山市豊田土地改良区』として、令和８（2026）年４月１日の合併認可を目指しています。

 

（左から小山市長、小山市美田北部土地改良区理事長、小山市美田中部土地改良区理事長、下都賀農業振興事務所長）

 

 

調印の様子

 

集合写真

 

　合併の背景

　土地改良区の運営は、施設の老朽化や電気代の高騰による維持管理費の増加、組合員の高齢化に伴う役員及び総代のなり手の不足といった様々な課題を抱え、厳しい状況にあります。また、組織面においては、事務局が少人数であることが、業務の継続性及びリスク管理の観点から問題視されています。

　このような状況は、両土地改良区においてもあてはまり、効果的な維持管理体制の確立や組織運営体制の強化を図り、持続的な土地改良区運営を目指して、今回の合併が実現しました。さらに、両土地改良区は同じ水系で同じ規模、組合員の重複もあり、合併を機に豊田地区が一体となることで、地区の農業の活気が高まることも期待されています。

 

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