重要なお知らせ
更新日:2024年7月1日
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プラスチックは、非常に便利な素材です。成形しやすく、軽くて丈夫で密閉性も高いため、製品の軽量化や食品ロスの削減など、あらゆる分野で私たちの生活に貢献しています。一方で、使用済みプラスチック製品がポイ捨てや不法投棄されて景観を損ねたり、河川を通じて海洋へ流出したプラスチックごみが生態系に影響を与える海洋汚染が世界的な課題となっています。このような課題の解決のためには、ごみのポイ捨てをしないことはもちろんですが、プラスチックの過剰な使用を抑制し、賢く利用していく必要があります。
このような状況を踏まえ、令和2(2020)年7月1日に、全国一律で、プラスチック製買物袋、いわゆるレジ袋が有料化となりました。これは、普段何気なくもらっているレジ袋を有料化することで、それが本当に必要かを考えていただき、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすることを目的としています。
※レジ袋有料化に関する詳細は、経済産業省のページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
県では、レジ袋を使用しないライフスタイルの定着を目指して、「マイバッグ・キャンペーン」を実施しており、「3R推進月間」である10月を取組強化月間としています。
皆さんも、日頃からマイバッグを持ち歩き、買い物時には不要なレジ袋を使用しないなど、環境にやさしい買い物を実践し、できるところからプラスチックと上手に付き合う工夫をしてみましょう。
限りある資源を未来につなぐため、みなさんが毎日の生活の中でできる「ごみをできるだけ発生させない(Reduce)」、「いったん使用された製品や容器等を再び使用する(Reuse)」、「ごみとなってしまったものをできるだけ分別して原材料として再生利用する(Recycle)」の「3R」の取組を広げていくことが重要です。
本県においても、別添の実施要領に基づき、「環境にやさしい買い物をしましょう」をテーマとして「マイバッグ・キャンペーン」を実施しており、消費者、事業者、行政が一体となって取り組むことで、環境にやさしいライフスタイルへの変革を目的としています。
年間を通して実施します。
取組強化月間は、10月(3R推進月間)とします。
「環境にやさしい買い物をしましょう」
~環境にやさしい買い物の例~
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チラシやポスターを御活用いただき、マイバッグ利用の促進に御協力くださいますようお願いいたします。
プラスチックごみ対策の一層の強化を図るため、令和元(2019)年8月27日に、県及び県内全25市町による「栃木からの森里川湖(もりさとかわうみ)プラごみゼロ宣言」を行いました。
これをキックオフとして、オール栃木体制で、不必要な使い捨てプラスチックの使用削減、再生材や生分解性プラスチックの利用促進、プラスチックごみのリサイクルと適正処理の徹底を図っていきます。
本県で実施しているプラスチック資源循環の取組を紹介しています。
レジ袋以外にも使い捨てプラスチックの削減を図ったり、栃木からのプラスチックごみの流出を抑えるためのごみ拾いを進めたりしています。
本県では、県内の市町、警察など関係機関と連携し、廃棄物の不法投棄を防止するため、不法投棄防止重点監視月間(6月及び10月)を設定し、監視活動の強化を図るとともに、県民の皆様に不法投棄防止の気運の醸成を図るため、不法投棄防止キャンペーンの各種取組を行い、不法投棄の撲滅を目指しています。
お問い合わせ
資源循環推進課 企画推進担当
〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館11階
電話番号:028-623-3228
ファックス番号:028-623-3113