知事コラム「吹き竹」第96回

県民だよりvol.297(2015年10月号）掲載

～全国軟式野球大会優勝～ 

   6年ぶり、9度目（全国最多）の優勝で日本一に輝いた作新学院高等学校（北関東代表）が報告に来てくれた。全4試合を完封勝利した福田投手は史上5人目の偉業達成となった。吉澤主将はこの一年間、グラウンドに一番乗りで練習し、最後に点検を一人で行う役目を貫いた。

   60回大会で、見事他校を圧倒して優勝を飾った作新学院は、創立130周年にあたるという。地元紙には「守備陣も完璧、無失策」「ナイン一丸名門復活」の見出しが躍った。野球ファンはもちろん、県民にとっても記憶に残る優勝となったが、大会史にも記録としてしっかり刻まれた。選手の皆さん、優勝おめでとう！

   本県は、このたびの関東・東北豪雨により、甚大な被害を受けたが、皆さんからいただいた「元気」を糧に、復旧・復興に向けて全力を尽くして参りたい。

 

 

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知事コラム「吹き竹」について

「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 

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