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更新日:2015年8月2日
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かんぴょう生産はダントツの日本一。収穫量は382トンで、国産かんぴょうの98%が栃木県産である(ただし、国内に流通する約80%は中国産)。
夏はかんぴょうの季節。子どもの頃は縁側でのかんぴょう剥(む) きから一日が始まったのを思い出す。大きなふくべ(夕顔の実)を輪切りにし、ワタを取り、剥き始めるのだが、切らずに長くつなげるのがコツだった。
かんぴょうには食物繊維がゴボウの約5倍も多く含まれており、食物繊維は糖尿病や肥満予防に効果があるといわれている。かんぴょう巻きや稲荷ずしの俵巻き、昆布巻き、卵とじなどの料理法しか思い浮かばなかったが、最近では、料理コンテストの優秀作などを含め、ケーキやマッシュポテト、グラタン、スープなど様々なアレンジレシピが考案されている。
三百年の歴史を刻む特産品の有用性を見直したい。
「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。
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