知事コラム「吹き竹」第66回

第66回県民だよりvol.263（2013年2月号）掲載

～豊かな2013年に～

今年は節分、明日はいよいよ立春、暦の上では春到来。大寒の寒さから解放され、花々の季節が待ち遠しい思いである。

引き続き県政を担う事となり、私にとっては、新学期を迎えた学生のような気持ちで吹き竹の原稿に向っている。

昨年は、ロンドンオリンピック・パラリンピックでの本県選手の活躍をはじめ、ぎふ清流国体では16年ぶりに天皇杯・皇后杯ともに10位台、全国高等専門学校ロボットコンテストでは、小山高専チームが最高の栄誉「ロボコン大賞」「ベスト・ペット賞」のダブル受賞、全国高校生英語ディベート大会では、宇都宮高校が優勝（1月27日から2月6日までトルコ共和国で、65カ国による世界大会に出場）、宇都宮女子高校が5位。

また、自転車のプロチーム、宇都宮ブリッツェンは2012年シーズンで年間総合優勝するなど、「とちぎ」の若い力が大いにはじけた。

加えて、いちご王国とちぎとして新品種スカイベリーの初出荷もあるなど、さまざまな分野で国内外に「とちぎ」をアピールできた年であった。

本年も、若人が存分に活躍し、万物が実り、大震災からの復興も成し遂げ、巳年の2013年を栃木の復活再生・さらなる躍進の年にしよう。