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更新日:2012年4月1日
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岩手・宮城両県の沿岸市町村で約2,000万トン、岩手県で通常の約11年分、宮城県で通常の約19年分の膨大な量の災害廃棄物が発生し、その処理が進まない事が復興の妨げになっていると連日報道されている。
私の所にも、「早く受け入れに協力せよ」「絶対に受けいれるな」と両方の意見が寄せられている。
栃木県は、受け入れ開始都県とは次の点で事情が異なる。
(1)先の震災で、全市町で発生する年間の家庭ごみの約1月3日の量にあたる22万トンのがれきが発生し、4月以降も引き続き処理にあたる8市町が存在している。
(2)県では焼却灰等の処分場を持ち合わせていない。市町では焼却灰の処分場は8市町等の8施設が稼働中だが、残余容量が限られている。また、その他の13市町は県外処理している。
このような中、県や市町は何ができるのか、今、意見集約を図っており、早急に方向性を見いだしたい。
「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。
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