知事コラム「吹き竹」第62回

第62回   県民だよりvol.254（2012年6月号）掲載

～台湾誘客プロモーションを終えて～

   観光キャラバン隊、議員訪問団、知事訪問団合わせて26名の訪問団が、5月16日～19日を中心に台湾での観光プロモーションを実施した。

   今回の主な目的は、

   (1)   東日本大震災の義援金等援助に対するお礼

   (2)   栃木県への旅行計画やその情報発信の依頼

   (3)   農産物及びその加工品等の輸入制限の解除要請

   である。

   義援金は台湾地震等で日本からの援助への感謝の気持ちの表れであること、栃木県への観光客の減少は、日本の各都市への直行便が就航し、新たな観光スポットが生まれていることや円高も影響していることなどが判明した。

   今後の課題としては、自転車の活用などを含めた体験型の観光メニューの拡充、高校生等との交流とホームステイの組み合わせなど、楽しみ方の提案や受入態勢の充実が必要であると実感した。

   課題の解決に引き続き取り組み、「元気度   日本一   栃木県」を目指したい。

 

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知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 

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