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更新日:2012年8月5日

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知事コラム「吹き竹」第64回

第64回   県民だよりvol.257(2012年8月号)掲載

~「やまびこ」「あおば」から30周年~

   東北新幹線が6月23日で開業(昭和57年)30周年を迎えた。この間、累計で19億人の方が利用した。

   数々の想い出や人々の喜怒哀楽を乗せて、走り続けてくれたと思う。

   「あおば」の愛称も、大宮駅~上野駅間ノンストップの「新幹線リレー号」も懐かしい想い出だ。

   現在の愛称は、「やまびこ」「なすの」、山形新幹線「つばさ」、秋田新幹線「こまち」、八戸駅延伸時の「はやて」、新青森駅延伸後の「はやぶさ」と多彩な顔ぶれとなっている。

   本県の沿線一帯の産業や観光振興、県民生活の向上などに大きく貢献した。

   また、昨年の東日本大震災では、運行再開に要した期間が那須塩原駅までは4日間、全線では約1カ月半と安全性もさることながら、高い技術力を内外に示したところでもある。

   今後とも、短時間で目的の場所に行くことを求める人、また、快適で楽しい旅を求める人、いずれの乗客をも満足させ、安全運行も併せてJR東日本にはお願いしたい。

 


知事コラム「吹き竹」について

「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 


 

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