知事コラム「吹き竹」第58回

第58回   県民だよりvol.250（2012年2月号）掲載

～米国訪問記(2)〔南加栃木県人会創立20周年記念式典への参加〕～

   ロサンゼルス市では、南加栃木県人会創立20周年記念式典に参加した。

   「栃木県人会は、ようやく成人式を迎え、これから大人の県人会としてますます頑張っていく」と佐藤会長から力強いあいさつがあった。

   全国47都道府県のうち41の県人会が組織されていると南加県人会協議会長である沖縄県人会長から紹介があった。他県では、100周年を超えている所がほとんどだが、本県は古い資料等が存在していないことから、新たにスタートをして20周年を迎えた。

   和装にて、太鼓や三味線で「宮城県大漁節」、「福島県会津磐梯山」、「日光和楽踊り」などが披露され、日本以上に日本的な和やかで郷土色豊かなものであった。

   インディアナ州では「スバル」の工場、ロサンゼルス市では「レオン自動機」の工場も見学した。

   県人会同様、アメリカ社会にしっかりと根を張り、着実に発展を遂げていると感じた。

インディアナ州、ロサンゼルス市のいずれの地でも、所期の目的を十分果たすことが出来た。

 

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 知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

   

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