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更新日:2011年7月3日
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家庭のだんらんや家族の絆、背比べの柱の傷など思い出いっぱいの家。丹精込めて育てたいちご、トマト、カーネーションなどのビニールハウス。いずれも有無を言わさずすべてを津波が飲み込んだ。
そんな中、「全農みやぎ」や「JAみやぎ亘理」から、とちおとめの苗80万本の提供申し入れを受けた。
亘理町、山元町をはじめ仙台湾沿岸部のいちごの産地では、140haのうち99haが壊滅的被害を受けた。
しかし、「今年のクリスマスには自分たちが作ったいちごを再び消費者へ届けたい」という強い意志と産地復興への熱い思いに接し、100万本の苗を提供することとなった。
県内農業団体やいちご生産者の全面的な協力のもと、県農業大学校の学生も参加して、大震災からの復興への願いを込め、とちおとめ苗の嫁入りが始まった。
「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。
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