知事コラム「吹き竹」第50回

第50回   県民だよりvol.239（2011年5月号）掲載

 ～「希望の木」を植えよう～

   「つたえよう   みどりをそだてるたいせつさ」をテーマに春の緑化運動が4月1日から始まった。5月いっぱいまで県内7市町9カ所で苗木配布会が行われる。県は、環境立県戦略の重点プロジェクトで「200万県民“1人1本木を育てよう”運動」も展開している。

   木は、二酸化炭素の吸収、温暖化防止、水源涵養（すいげんかんよう）などの働きがある。みどりを守り育てることは、私たちの心を癒し安らぎを与え、安全で快適な暮らしを支えてもくれる。

   東日本大震災では、本県も甚大な被害を受けた。本県も含め被災地の安寧と鎮魂、復興への思いを込め元気の源となるべく「希望の木」を県民の皆さんこぞって植えて欲しい。

 

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知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

   

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