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更新日:2024年5月29日
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令和6(2024)年5月23日(木曜日)
塩谷庁舎401会議室
塩谷南那須教育事務所・学校支援課 指導主事 柴田 哲朗より説明を行いました。
本研修会は、令和6年度栃木県総合教育センターが主催する、「新任教務主任研修」を受講したと見なす研修として位置付けられているため、講話では「教育課程とは」、「主幹教諭と教務主任の法的根拠について」、「主幹教諭・教務主任の役割について」など、具体例を挙げながら確認していきました。
国立特別支援教育総合研究所・土屋 忠之 先生をお招きし、御講話をいただきました。
「インクルーシブ教育システムについて」、「合理的配慮と基礎的環境整備の違いについて」、「平等と公平の違いについて」など、これからの学校教育に欠かせない視点を多数示していただきました。
また、インクルDB(データベース)を使って、学校ですぐに活用できる実践事例なども多数紹介していただきました。
(1) インクルーシブ教育システムの構築に向けた取組について
例)「個別の教育支援計画」の作成及び活用から支援情報の引継ぎの在り方
インクルーシブ教育に関する効果的な研修会の実施 等(校内支援体制、会議の在り方等)
(2) 通常学級における合理的配慮の事例について
例)誰もが分かりやすい指示方法や提示方法を学校(学年)体制で工夫した誰もが取り組み易い教材の工夫を学校(学年)全体で行った 等
研究協議では、事前に(1)と(2)について、それぞれの学校の取組や、工夫している点などについて今後の参考となるよう、情報交換しました。
参加者のアンケートには、「平等と公平の違いがよく分かった」、「これからの学校教育のベースとなるテーマで有効だった」などの感想がありました。