重要なお知らせ
更新日:2023年3月30日
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木の俣発電所は、第一期とちぎ新時代創造計画に基づくエネルギーの安定確保を図るとともに、国の石油代替エネルギー政策と相まって、水力エネルギーの開発と地域振興への寄与を目的に、那珂川上流の流水を利用した発電所です。
那珂川水系の木の俣川、ヒツ沢川、西俣沢川にそれぞれ取水堰を設け、最大で毎秒2.20立方メートルの水を取り入れ、導水路(長さ約3.4km)で上水槽まで水を導き、水圧鉄管を経て、約206mの高低差を利用し最大3,600kWの発電を行っています。
木の俣取水堰
木の俣川の水を取り入れるため、川をせき止め取水する施設です。
急峻な山奥にあるため、点検時は導水路の水を抜き導水路の中を歩いて行きます。
ヒツ沢取水堰
ヒツ沢川の水を取り入れるため、川をせき止め取水する施設です。
急峻な山奥にあるため、点検時は導水路の水を抜き導水路の中を歩いて行きます。
西俣取水堰
西俣沢川の水を取り入れるため、川をせき止め取水する施設です。
隣接した沈砂池には3つの取水堰から流着したゴミを除去する除塵設備があります。
水圧鉄管
3つの川から取った水は高低差約206mを利用して発電を行うため、この管を通って発電所へ流れ込みます。
木の俣発電所
木の俣発電所の全景です。
水車は、横軸単輪二射ペルトン型で、最大出力は、3,600kWです。左に水圧管の一部が見えます。
お問い合わせ
電気課
〒320-0031 栃木県宇都宮市戸祭元町1-25 県庁舎北別館1階
電話番号:028-623-3833
ファックス番号:028-623-3826