重要なお知らせ
更新日:2023年3月30日
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板室発電所は、農林水産省直轄那須野原開拓建設事業により、灌漑(かんがい)、発電、上水道の共同施設として那珂川上流に造られた深山ダムと那須野原台地との高低差を利用した水力発電所です。昭和45(1970)年4月に建設が始まり、昭和48(1973)年5月から発電を開始しています。
水の有効利用を図るため、矢沢川に取水堰を設け、導水路を経て深山ダムに貯留されます、深山ダムの左岸に設けられた取水塔から最大で毎秒9.00立方メートルの水を取り入れ、導水路で、調圧水槽、水圧鉄管を経て、発電所に導き約214mの高低差を利用し、最大16,100kWの発電を行っています。発電に使用した水は、下流に設けられた板室ダムで一旦貯留し、必要量を灌漑(かんがい)、水道用水に利用しています。
矢沢取水堰
矢沢川の水を取り入れ、深山ダムへ注水するための施設です。
深山ダム及び取水塔
深山ダムは、企業局と農林水産省と電源開発株式会社が資金を出し、農林水産省が造ったダムです。
水圧鉄管
深山ダムから取り入れた水を高低差約214mを利用して発電を行うため、この管の中を水が流れて発電所へ行きます。
板室発電所
発電機室です。水車はフランシス型で、最大出力は16,100kWです。
板室ダム
板室発電所で発電した後の水は一旦この板室ダムに貯留されます。
ここから、灌漑(かんがい)用水及び水道用水の必要量を、導水路により送っています。
お問い合わせ
電気課
〒320-0031 栃木県宇都宮市戸祭元町1-25 県庁舎北別館1階
電話番号:028-623-3833
ファックス番号:028-623-3826