重要なお知らせ
更新日:2023年3月30日
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川治第一発電所は、鬼怒川総合開発事業として昭和25(1950)年に建設が再開された五十里(いかり)ダムに昭和29(1954)年5月から建設を始め、昭和31(1956)年5月に運転を開始しました。
五十里ダム上流130mに設けた取水口から最大で毎秒16.60立方メートルの水を取り入れ、導水路、調圧水槽、水圧鉄管を経て、2台の発電機を運転、最大15,300kWの発電を行います。
発電に使用した水は、放水口から男鹿(おじか)川、鬼怒川合流点に戻されます。
五十里(いかり)ダム
重力式コンクリートダムで、ダム自身の重さで水圧を支えるタイプです。高さ112m、長さ267m、総貯水量は5,500万立方メートルあります。
このダムは、洪水調節、発電、灌漑(かんがい)を行うための多目的ダムで、国土交通省(旧建設省)が造り、管理しています。
発電所全景
写真中央にあるのが発電所です。写真右にある高架橋は野岩鉄道で、トンネル手前に川治湯元駅があります。
白く見える発電所の建物の上に伸びているのが水圧鉄管で、五十里ダムまでつながっています。
手前にある川は鬼怒川で、上流には国土交通省の川治ダムがあります。
五十里ダムは、この写真では見えませんが、右上に位置しています。
発電機
ここの発電所は、発電機が2台あります。最大出力は、2台合わせて15,300kWで約18,400軒分の電気をつくることのできる大きさです。
水の量が少ない時は1台で、水の量が多いときは2台で発電します。
主要変圧器
発電機でつくった電気を送電線で変電所に送るため、高い電圧にします。
なぜ高い電圧にするかというと、遠くにある家庭や工場に電気を送るとき、電圧を高くすると効率よく送れるからです。
お問い合わせ
電気課
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