貯水池

コンクリートなどによって河川をせき止めて、川の水を貯め、水力発電や水道、灌漑（かんがい）の水源として利用したり、洪水調節を行ったりするものです。どれか一つの用途で使われるものを専用ダム、二つ以上の用途で使われるものを多目的ダムといいます。  

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五十里（いかり）ダム

このダムは、洪水調節、発電、灌漑（かんがい）を行うために建設省(今の国土交通省)が造り、管理している、多目的ダムで、川治第一発電所は、ここから水を取り入れています。
ダムの形式は、重力式コンクリートダムで、ダム自身の重さで水圧を支えるタイプです。高さ112m、長さ267m、総貯水量は5,500万立方メートルあります。

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庚申ダム

このダムは、水を貯めて一日のなかで電気を多く必要とする時間に水を使って発電に利用している、発電専用ダムで、足尾発電所は、ここから水を取り入れています。ダムの形式は、重力式コンクリートダムで、高さ29m、長さ約56m、総貯水量は195千立方メートルあります。  

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深山ダム

このダムは、特定灌漑（かんがい）、水道用水、発電を目的としていて、栃木県農政部が管理している、多目的ダムで、板室発電所は、ここから水を取り入れています。ダムの形式は、表面アスファルト遮水壁型ロックフィルダムで、高さ75.5m、長さ333.8m、総貯水量は2,580万立方メートルあります。  
 

 

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