栃木県農業大学校創立120周年記念式典を開催しました

栃木県農業大学校の創立120周年を記念し、創立記念日である11月12日に、式典及び講演・パネルディスカッションを農業大学校、同窓会、後援会の三者共催で開催しました。

式典で福田知事は、「明治38年の創設以来、長きにわたり本県農業を担う人材の育成に努め、卒業生の多くが地域農業の中核経営者や行政・関係機関の指導者として幅広く活躍している。本県が誇る豊かな農業・農村を未来へ引き継ぐためには、人材確保が最も重要であり、実践的な教育研修の拠点として、伝統ある教育をさらに発展させ、本県農業をけん引する人材の育成に努めていく。」とあいさつしました。

式典には、来賓として池田県議会議長をはじめ、農業団体から出席いただきました。

式典後には、卒業生で山口果樹園を経営する山口幸夫氏（宇都宮市）が「ニーズに対応した多品目経営と地域と連携した商品開発」と題し記念講演をしました。その後、同校を卒業された福田茂輝氏（鹿沼市）、髙橋ゆかり氏（大田原市）、阿久津清尚氏（大田原市）の若手生産者3名を加え「とちぎの農業を牽引する我ら農大卒業生」をテーマにパネルディスカッションを行いました。パネラーからは「学生時代に培った出会い（仲間づくり）とチャレンジ精神はこれからも大切にしてほしい」と在校生にエールを送られ、在校生からも多くの質問が出されるなど、農大OBOGとの縦のつながり、ネットワークの大切さを感じられる会となりました。