【那須地域】那須地域大豆セミナーを開催しました

那須農業振興事務所とJAなすのは、令和5（2023）年2月16日（木曜日）大田原市中田原地区で「那須地域大豆セミナー」を開き、大豆生産者や大豆生産希望者、関係者ら67名が参加しました。

当セミナーは、コロナ禍等の影響を受け米の消費が減少し、主食用米以外の作物への作付転換が急務である中、需要が高まっている「大豆」に焦点を当て、作付推進と農家の所得向上を図ることを目的として開催しました。

セミナーでは、大豆の生産状況や需要の動向、試験研究の成果などについて情報提供が行われたほか、大田原市内で大豆を栽培し、2020年度全国豆類経営改善共励会で農林水産省政策統括官賞を受賞した相馬亨氏が、大豆の高品質・高収量生産の取組として、排水対策や土づくりのポイント、鶏ふんペレットを活用した生産コスト低減方策について報告しました。

後半では、ほ場に移動し、耕起、砕土、播種・施肥が同時に行える一発耕起播種機「トリプルエコロジー」の実演を行いました。

参加者からは、「肥料の節減方法や適期播種の大切さなどを学べた」、「今回のセミナーの内容を参考に大豆の収量・品質の向上を図りたい」などの声が寄せられました。

セミナーの様子