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更新日:2015年2月9日

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馬頭最終処分場環境影響評価書(案)に係る住民説明会開催報告(平成27年2月9日)

住民の皆様に、「馬頭最終処分場に係る事業実施のための環境影響評価書(案)」について説明させていただきました。

  • 開催日時平成27年2月9日(月曜日)午後7時~午後9時

  • 開催場所那珂川町馬頭総合福祉センター
  • 参加者那珂川町民の皆様及び那珂川町内の事業所に勤務する皆様約60名

     環境影響評価書案に係る住民説明会

〈出席者〉県:福田知事、櫻井環境森林部長、増田環境森林部次長、北村馬頭処分場整備室長、武藤馬頭処分場整備室主幹

町:福島町長、佐藤副町長

1説明概要

馬頭最終処分場基本設計書について

基本設計書を決定しました。概算工事費は約128億円を見込んでいます。
処分場整備については、設計・施工・運営管理までの技術的な一貫性とマネジメントが図られ、処分場の安全性と経営の健全性の相乗効果が期待できるPFIの導入について検討していきます。
整備のスケジュールについては、平成30年度の工事着手、平成34年度中の稼働を目指します

環境影響評価書(案)について

大気質や水質、動植物や生態系など、16項目について調査を行い、工事中から処分場閉鎖までの期間について、その影響を予測評価しました。

(1)大気質、(2)水質、(3)水象(水の流れ)、(4)土壌、(5)騒音、(6)振動、(7)地盤、(8)悪臭

(9)地形・地質、(10)植物、(11)動物、(12)生態系、(13)景観、(14)人と自然との触れ合い活動の場

(15)廃棄物等、(16)温室効果ガス等 

処分場整備事業の実施による周辺環境への影響は、すべての項目について、環境保全措置を講ずることにより、回避・低減が図られるとともに、国や県等の環境保全に関する基準や施策との整合が図られていると評価しました。
今後行う事後調査の結果を踏まえて、より一層、環境への影響の回避・低減を図る観点から、必要に応じて環境保全措置を講じていきます。

2主な質問 

Q1地下水質のモニタリングはどのように行うのか。

A事後調査に係る水質等のモニタリングは、最も影響を受けやすい場所を調査地点としていますが、調査方法については今後検討し、環境保全協定の中に盛り込んでいく考えです。

Q2浸出水処理により発生する汚泥は、最終的にどう処分するのか。

A埋立基準に適合する汚泥については、埋立地内に処分します。それ以外のものについては、他の処分業者に委託して処分することになります。

Q3放射性物質に汚染された廃棄物の受け入れ濃度は、どの程度を想定しているか。

A平成34年度の稼働を目指している中で、いますぐ受入れ濃度を決定する段階ではないと考えています。基本的に放射性物質に汚染された廃棄物は受け入れないと考えていますが、放射性物質は、自然界にも存在していることから、地元の風評被害、安全性等を考慮して、町と十分に協議しながら決めていきたいと考えています。

 

縦覧等により皆様の御意見をいただいた上で、寄せられた御意見について評価の検証を行い、県の考えをお示しするとともに、「馬頭最終処分場環境影響評価書」を策定します。
今後とも、地元那珂川町と緊密な連携を図りながら、全国に誇れる安全で、安心な最終処分場の整備に向け全力で取り組んでいきます。   

お問い合わせ

資源循環推進課 県営処分場管理担当(〒324-0613 那珂川町馬頭67-1 那珂川町総合体育館内)

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館11階

電話番号:0287-92-1411

ファックス番号:0287-92-1416

Email:keneishobunjou@pref.tochigi.lg.jp

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