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更新日:2014年10月28日

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馬頭最終処分場基本設計書(案)に係る住民説明会開催報告(平成26年10月28日)

知事から住民の皆様に、馬頭最終処分場基本設計書(案)について説明させていただきました。

  • 開催日時平成26年10月28日(火曜日)午後7時~午後9時

  • 開催場所那珂川町馬頭総合福祉センター
  • 参加者那珂川町民の皆様及び那珂川町内の事業所に勤務する皆様約110名

  基本設計書に係る住民説明会

〈出席者〉町:福島町長、佐藤副町長

県:福田知事、櫻井環境森林部長、増田環境森林部次長、北村馬頭処分場整備室長、武藤馬頭処分場整備室主幹

1基本方針

 4つの柱に基づき、「多重安全システムを備えた安全で安心できる最終処分場」を目指します。
  • 安全性の高い施設

  • 信頼性の高い管理運営

  • 地域との情報の共有

  • 自然と調和した施設整備

計画諸元
  • 事業主体:栃木県
  • 施設の種類:管理型産業廃棄物最終処分場
  • 施設設置位置:栃木県那須郡那珂川町和見、小口地内
  • 構造形式:クローズド(被覆)型
  • 事業区域面積:65.2ha
  • 埋立面積:約4.8ha
  • 埋立容量:約60万立方メートル

内訳

北沢不法投棄撤去物(周辺汚染土壌含む)約5.1万立方メートル

県内から排出される産業廃棄物約45.9万立方メートル

覆土(全体埋立量の15%相当)約9.0万立方メートル

  • 埋立期間:概ね12年間
受入廃棄物
  • 北沢不法投棄物(受入基準に適合するものに限る)

廃プラスチック類、金属くず、ゴムくず、ガラスくず、建設廃材、木くず、紙くず、プリント基板、顔料、

ビニールシート、医療系廃棄物、自動車解体材、焼却灰等

  • 県内から排出される産業廃棄物(※)

(※)燃え殻、ばいじん、汚泥、鉱さい、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残渣等

県外で発生し県内の中間処理施設から排出されるものを含みます

2 H18基本設計との主な変更点

今回の基本設計に当たっては、最新の知見を取り入れ、更なる安全性の向上を図るとともに、より自然環境に配慮した計画とすることに重きを置いて策定しました。

  • 自然環境への影響を考慮し、埋立地の位置を事業区域中央付近から東側に変更します。これにより、備中沢の改変は行いません。
  • 埋立地をオープン型から、屋根や壁で覆うクローズド型とし、廃棄物の飛散や、粉じん、悪臭、騒音の発生を抑制し、より安全性の高い施設とします。
  • 廃棄物に触れた水を浄化した上で、埋立地に散水して循環利用することにより、河川への放流をなくします。
  • 遮水工の安全性をより高めるため、新たな技術であるベントナイト砕石を採用します。
  • 廃棄物の搬出入は、県道那須黒羽茂木線を往復するルートとします。 

3 主な質問 

Q1 放射性物質に汚染された廃棄物を受け入れるのか。

A基本的に放射性物質に汚染された廃棄物は受け入れないと考えているが、放射性物質は、自然界にも存在し、焼却や水処理により濃縮されることもあることから、廃棄物の排出実態も考慮し、受け入れる産業廃棄物の放射能濃度については、現在検討しています。今後、町と十分に協議していきます。

Q2 工事費について

A概算工事費は、現在精査中ですが、概ね130億円程度と見込んでいます。基本設計書の策定時に明らかにしたいと考えております。

Q3 埋立地の地震に対する安定性、埋立ガス抜き施設で火災が発生しないのか。

A埋立地については、ダムと同様の設計を行っており、地震に対する安全性も確保しています。埋立ガス抜き施設では、測定を行って放出されるガス濃度が高くならないようにします。

 

縦覧等により皆様の御意見をいただき、「馬頭最終処分場基本設計書」を策定します。

 

今後とも、地元那珂川町と緊密な連携を図りながら、全国に誇れる安全で、安心な最終処分場の整備に向け全力で取り組んでいきます。  

お問い合わせ

資源循環推進課 県営処分場管理担当(〒324-0613 那珂川町馬頭67-1 那珂川町総合体育館内)

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館11階

電話番号:0287-92-1411

ファックス番号:0287-92-1416

Email:keneishobunjou@pref.tochigi.lg.jp

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