知事コラム「吹き竹」第79回

第79回県民だよりvol.278（2014年4月号）掲載

～「スペシャルオリンピックス日本・栃木」が10周年～

障害者スポーツの世界最高峰の大会は、身体障害が先月ロシアのソチで開催された「パラリンピック」、聴覚障害が「デフリンピック」、知的障害が「スペシャルオリンピックス」と3分野において、世界各国で実施されている。

ちなみに、障害者の職業能力向上などを目的とする国際大会は「アビリンピック」と称されている。

先ごろ、知的障害者のスポーツ活動を支援する団体「スペシャルオリンピックス日本・栃木」の10周年記念式典が催された。10年間の活動の中で、日常の継続的なスポーツトレーニングや2年に一度の栃木地区大会の開催に加え、世界大会での2人のメダリストの輩出など大きな成果を挙げられた。関係者の皆様の御尽力に敬意を表したい。

障害者の社会参加や自立への取り組みを県民みんなで応援したい。