知事コラム「吹き竹」第73回

第73回県民だよりvol.271（2013年9月号）掲載

～世界で輝いた本県出身選手～

   萩野公介（はぎのこうすけ）選手と宇賀耶早紀（うがやさき）選手に、知事特別表彰（スポーツ功労賞）を授与することを決定した。

   2度目の受賞となる萩野選手は、バルセロナで開催された世界選手権競泳競技で銀メダル2個を獲得し、日本チームの中心的役割を果たした。複数のメダルを狙う姿から「和製フェルプス」とも呼ばれているそうだ（私達の年代だと、ドン・ショランダーかマーク・スピッツと言いたいところだが・・・）。

   宇賀耶選手は、第22回夏季デフレンピック競技大会（4年に1度開催される聴覚障害者のための国際スポーツ競技大会）のバレーボール競技において、日本チームの主力として活躍し銀メダルを獲得した。予選を含め8試合すべてに出場し、日本チームの銀メダルに大きく貢献した。

   お二人の世界での活躍は、県民に元気と勇気を与えるとともに、連日の猛暑の中での一服の清涼剤となった。

   さらに、この稿を執筆中、リオデジャネイロで開催されている世界柔道選手権大会において、高藤直寿（たかとうなおひさ）選手と海老沼匡（えびぬままさし）選手の金メダル獲得の朗報が届いた。

   今後の本県出身選手の活躍を県民の皆様と一緒に祈りたい。

 

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知事コラム「吹き竹」について

「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 

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