知事コラム「吹き竹」第167回

県民だより  vol.385(2022年11月号）掲載

 

～新たな仲間が加わった～

  我が家に草亀が引っ越してきた。両親が育てていたのだが、高齢で世話ができないからと、引き取ることにした。

  今年で丸4年になるが、恒例の一家総出の田植えが最後になった5月連休に、取水口にへばり付いていた子亀を発見し、縁起がよいと父母が育て始めたものだ。我が家に初孫が誕生して、初めての田植えでもあった。亀も大きくなったが、孫はそれ以上に成長。

  ところで、亀の他に「愛犬・愛メダカ・愛金魚」と現在暮らしている。メダカも父から分けてもらったのが始まりだ。愛犬以外は、妻が専任育成部長である。知り合いからは、愛犬を天国に送った後、「今後のことを考え、寂しいけれどもう飼わないことにした」といった声を耳にする機会が増えた。

  健康や残りの人生とペットとの関係は悩ましい。「いちご一会とちぎ国体・いちご一会とちぎ大会」を無事に済ませることができたと安堵したら、晩秋を迎えた。季節の変わり目、ご自愛ください。

   知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 

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