知事コラム「吹き竹」第149回

県民だより  vol.364(2021年3月号）掲載

 ～令和2年度末にあたり～

  コロナで始まった令和2年度も、3月最終月を迎えた。

  新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げますと共に、感染により療養なされた皆様にお見舞い申し上げます。

  この約1年間は、結婚式は延期、帰省も諦め、お七夜や初宮参りも遠慮し孫にも会えず、親族や大切な人が入院しても見舞いもかなわず、団体や企業の創立・創業100周年等の事業も断念するといった1年となってしまった。

  不要不急の外出、大人数の飲食は自粛、イベントは人数制限に加え、大声での声援禁止等、ホールやスタジアムとの一体感の醸成が難しかったであろうし、そもそも、数多くのイベントが中止に追い込まれたのは残念の一言だ。

  今年こそは、感染防止対策に取り組みつつも、思い出に残る卒業式や入学式をはじめ、様々な催し物が開催できる環境を、皆様と共に整えたい。

 

 

 知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 

---

お問い合わせ