知事コラム「吹き竹」第143回

県民だより  vol.353(2020年5月号）掲載

 〜8割と4割・マスクと名刺〜

  新型コロナウイルスまん延防止のため、緊急事態宣言の対象区域が4月16日、全国に拡大された。それを受け本県も、社会の安定や生活の維持に必要な施設を除き、法に基づく休止要請を行った。御協力くださっている皆様に心より御礼申し上げる。

  接触機会の低減に徹底的に取り組めば、事態を収束に向かわせることが可能。最低7割極力8割の外出自粛等の協力要請が国からあった。新型コロナウイルスとの戦いは、一進一退を繰り返しているが、何とか早く封じ込めたい。

  ある協議会のアンケートでは、成人男女の約半数が1年前に比べ外出が減り、4割が運動不足を感じているという。60歳以上の女性は特に深刻。「立つ」「歩く」といった機能低下防止を呼び掛けている。

  私も、この2ヶ月お客様とはほとんど会うことなく、飲食を伴う会合もなし。名刺は無要、マスクは必需品の生活が続く。県民の皆さん、感染と運動不足防止を!!

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 知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 

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