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更新日:2017年5月3日

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知事コラム「吹き竹」第110回

県民だより  vol.316(2017年5月号)掲載

~つけぎ~

   「栃木には、“つけぎ”と言う美しい文化があった。ふるさと納税をしてくれた方には、栃木の旬の物をお返ししてはどうか?」

   去る2月議会において、議員から提案があった。

   ふるさと納税は、返礼品競争が過熱し、総務省が寄附額の3割以下とする方針を出すに至った。栃木県はこれまで、美術館や博物館などの優待券をお返しするに留めていた。

   今後は、先の議員からの提案を受け、県外からの寄附については、栃木の名産品を“つけぎ”としてお返しすることを検討して行きたい。

   子供の頃、田植えの手伝いに来てくれているお宅へ赤飯を届けに行くと、“つけぎ”としてキャラメルや100円玉をもらってくることがあった。

   地域の良き習慣や、マナー(礼儀・作法)などもまとめ、後生に残せるよう取り組みたい。

 

知事コラム「吹き竹」について

   「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。

 


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