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更新日:2023年10月27日
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令和5年8月3日(木曜日)9時00分~11時55分
塩谷庁舎4階401会議室
中堅教諭等
道徳の授業づくりをテーマに、講話と研究協議を実施しました。
全体研修として、所長より講話がありました。那須雪崩事故の被害の教訓、中堅教諭の立場、児童・生徒への指導、学習指導要領、「教師に必要な力」、など、様々な視点からミドルリーダーとしての心構えや認識すべきことを再確認しました。
全体研修の二つ目として、道徳の授業を実施する上での留意点等を、学校支援課
角田光俊副主幹が説明しました。学習指導要領の内容から、「道徳における目標と内容」、「主体的・対話的で深い学び」、「授業づくりの考え方」、「評価の方法」など、授業を行う上で考慮すべき内容を再確認しました。普段行っている授業をより良いものにするために、授業の進め方を改めて確認する機会となりました。研究協議のテーマとなる、「多面的・多角的に考える」ことについても説明しました。参加者は今後この内容を参考に、各学校において、公開授業を実施することになります。
【協議内容】自己を見つめ、物事を広い視野から多面的・多角的に考え、自己(人間として)の生き方についての考えを深めるための、授業づくりについて協議する(中心発問、補助発問等の工夫)
同校種の参加者と、事前に指定された教材について、どの様に授業づくりをしたらよいか話し合いました。「中心発問でいかに日常生活と関連を持たせるか」「価値にせまるための発問とは」など、非常に活発な情報交換を行いました。
参加者の振り返りでは、「一つの教材を深く読み込んで授業の流れを考える時間が、日頃はなかなか取れないので良かった。」「先生方の考えを聞いて、参考になる部分が多くあった。」「自分が行う道徳の授業は、良い意見ばかりが出てくるが、他人と違う考えを本当はもっているのに、言えない児童もいるのかなと思った。どんな意見も大切だという視点を忘れずに授業をしたい。」「大勢で考えると、様々な意見が出てきて、授業づくりが楽しくなった。」「教師が学び続ける姿勢を見せることで、粘り強く学び続ける生徒を育てていきたいと感じた。」「同期の先生方と同じ悩みを共有することができてよかった。」「中堅教諭として、学校の運営にも携わっていける人材でありたい。」などの感想が挙げられました。中堅教諭の今後の活躍が期待できる、研修となりました。
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