重要なお知らせ
更新日:2024年11月5日
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これからの季節は、空気が乾燥する気象条件となっており、屋内外で火を使う方が増えること、さらに、この時期になると行楽による入山者が増えること等、人々の行動が活発となるため、火気の取り扱いに対する厳重な警戒が極めて重要となります。
火災の発生原因の大多数は、たばこの不始末や火気の取り扱いの不注意など人的な要因によるものです。したがって火災を発生させないためには、出火の原因を作らないための習慣を徹底することが効果的です。また、万が一火災が起きてしまった際には、その被害を最小限に食い止めるための対策を適切に実施することが必要です。
ひとたび火災が発生すれば人々の生活や環境に多大な影響を及ぼし、財産の損失や時には人命にかかわる事態が発生しかねません。県民の皆様におかれましては、今一度ご自身の身の回りの火災予防について点検いただき、今後とも火災発生リスクの低減にご協力いただきますようお願いいたします。
例年、栃木県内で発生する火災の半数近くは建物火災となっています。なかでも住宅火災は最も身近な場所で発生する火災のひとつであり、家屋内での出火に対する防止策や対応方法について正しい知識を身につけることが非常に重要です。
住宅火災対策に有効な手段の一つとして住宅用火災警報器の設置が挙げられます。住宅用火災警報器は、出火に伴い発生した煙や熱を感知して火災の発生を警報音や音声によって知らせてくれる装置で、平成16年の消防法の改正によって戸建住宅や共同住宅への設置が義務づけられました。県内の設置率は81.9%(令和6年6月1日時点)で全国で29番目となっています。未設置の住宅等につきましては、積極的に導入をご検討いただくとともに、すでに設置済のものについては定期的に点検を実施し、正常な動作の確保に努めていただきますようお願いいたします。
林野火災は山間部などの森林地帯で発生する火災で、複雑な地形による消防活動の制限、強風の影響を受けやすく延焼速度が速いといった要因から、鎮火までに数日から数週間の日数を要する傾向があります。平地での火災と比較して長期に渡る対応が必要となり、社会的な影響も大きくなることから、登山やアウトドアでの活動の際の火気の取り扱いには最大限の注意を払い、林野火災の発生防止に努めていただきますようお願いいたします。
この運動は、火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、火災予防思想の一層の普及を図り、もって火災の発生を防止し、高齢者を中心とした火災による死者の発生を減少させるとともに、財産の損失を防ぐことを目的としています。
【実施期間】 令和6(2024)年11月9日(土曜日)から11月15日(金曜日)までの7日間
守りたい 未来があるから 火の用心
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