とちぎ選挙高校生セミナー

　平成30年3月8日に栃木県庁で「とちぎ選挙高校生セミナー」を開催しました。

　学校の枠を超えて、県内の高校生に、政治や選挙に関する議論をしていただくことを目的として開催し、県内の高校や特別支援学校高等部から27名に参加していただきました。

　「学校生活から、政治と選挙を考える」をテーマにワークショップを開催し、18歳選挙権の当事者である高校生ならではの様々な意見が出ていました。

ワークショップ

• テーマ
  「学校生活から、政治と選挙を考える」
• 講師
  総務省主権者教育アドバイザー
  作新学院大学人間文化学部特任教授
  木村　直人　先生

内容

　学校生活の中の生徒会活動に着目し、若者の政治参加について議論をしました。

　生徒会活動について、参加者から、「生徒会で目安箱を設けているが、意見が集まらない」「生徒会役員以外の関心が薄い」「生徒会役員への立候補者が少ない」「生徒会の活動が分かりにくい」などの意見があげられました。

　一方で、実際の選挙では、投票を棄権した理由に「選挙にあまり関心がなかったから」をあげる若者が多いこと、結果として他の年代に比べて若者の投票率が低いことを選挙管理委員会書記が説明し、生徒会活動が抱えている課題と、実際の選挙が抱えている課題に共通する部分があることを共有しました。

　最後には、生徒会活動に関わる立場から、生徒会活動に関わる生徒を増やすアイディアを考える中で、若者の政治参加を促す方法はないか議論をし、全体に発表し共有しました。

　参加者からは、「選挙を体験できる機会があればいい。」「演説など言葉だけでは分からないけど、映像もあると若者も理解しやすい。」「インターネットで投票専用アカウントを作るなど、投票方法を大きく変えてみては。」などの意見が出ていました。

 ワークショップの様子

      

 

 

 

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