河川の利用について

河川は公共用物であり、散歩や水遊び、バーベキューなど誰もが自由に使用することができますが、排他的・継続的に使用するなど、自由使用の範囲を超える場合は、河川法の許可を受けなければなりません。また、ゴミの持ち帰りや騒音、危険行為を控えるなど、一般的なマナーやルールを守るとともに、誰もが安全・快適に利用できるよう、他の河川利用者や近隣住民へ十分に配慮し、利用してください。なお、バーベキューを行う際は、河川敷で直接火を燃やさず、炭や木片などをその場に捨てることがないようにしてください。

河川法に基づく許可等について

河川を管理するために必要な区域（河川区域）の中で自由使用の範囲を超える行為を行う場合は、河川管理者の許可を受けなければなりません。また、堤防や護岸などを守るために一定の制限を設けている区域（河川保全区域）の中で工作物を新築等したり、土地の形状を変更する場合についても、河川管理者の許可を受けなければなりません。

許可等が必要となる行為

例えば、以下のような行為を行おうとする場合は、河川法に基づき河川管理者の許可を受けなければなりません。

河川の水を取水すること（河川法第23条）

詳細については、「水利権について」（外部サイトへリンク）をご覧ください。
河川法第23条の許可は、取水の規模、取水の位置により申請先が分かれます。詳しくは、「一級河川における河川法第23条の許可等の処分権者について」（PDF：69KB）をご覧ください。
小水力発電（最大出力1,000kw未満）のためにする水利使用について、一級河川の指定区間では、都道府県知事の許可等で足りることとなり、これまでよりも許可までの期間が短縮されました。
農業用水や水道用水など、既に許可を得ている流水を利用して水力発電を行う場合（従属発電）は、河川環境等に新たな影響を与えないことから、許可制に代えて、登録制とすることになりました。
小水力発電及び従属発電の許可等の手続きの詳細については、「小水力発電と水利使用手続き」（外部サイトへリンク）をご覧ください。